教員

岸田治 (准教授)

学位

博士 (水産科学), 北海道大学2006年12月

研究者総覧リンク

メールアドレス

kishida@fsc.hokudai.ac.jp

研究テーマ

食う-食われる関係の進化生態学と個体群生態学

 略歴

  • 1999年3月 北海道大学水産学部海洋生物生産科学科卒業
  • 1999年4月-2002年3月  小樽水族館にて飼育員として勤務
  • 2002年4月-2004年3月 北海道大学大学院水産科学科修士課程(指導教員・西村欣也准教授)
  • 2004年4月-2006年12月 北海道大学大学院水産科学科博士課程(指導教員・西村欣也准教授)
  • (2005年4月-2006年12月 日本学術振興会特別研究員DC2)
  • 2007年1月-2009年3月  日本学術振興会特別研究員PD(京都大学生態学研究センター, 受入教員・大串隆之教授)
  • 2009年4月-2014年3月  北海道大学北方生物圏フィールド科学センター・助教
  • 2014年4月-現在 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター・准教授

 

受賞

  • 2009年3月 日本生態学会宮地賞

 

担当授業

学部

  • 森林空間機能学
  • 森林空間機能学演習
  • 野生生物管理学)
  • 野生生物管理学実習
  • 一般教育演習 北海道北部の自然と人々の暮らし
  • 一般教育演習 南紀熊野の自然と人々の暮らし

大学院

  • 森林圏科学特論Ⅲ
  • 動物生態学Ⅱ

 

所属学会

  • 個体群生態学会
  • 日本生態学会

 

代表論文

  • Kishida O., Tezuka A., Ikeda A., Takatsu K. & Michimae H. (2015) Adaptive acceleration in growth and development of salamander hatchlings in cannibalistic situation. Functional Ecology In press
  • Kishida O., Costa Z., Tezuka A. & Michimae H. (2014) Inducible offenses affect predator-prey interactions and life history plasticity in both predators and prey. Journal of Animal Ecology 83:899-906
  • Kishida O., Trussell GC., Ohno A., Kuwano S., Ikawa T. & Nishimura K. (2011) Predation risk suppresses the positive feedback between size-structure and cannibalism. Journal of Animal Ecology 80:1278-1287
  • Kishida O., Trussell GC., Nishimura K. & Ohgushi T. (2009) Inducible defenses in prey intensify predator cannibalism. Ecology 90:3150-3158
  • Kishida O., Trussell GC. & Nishimura K. (2009) Top-down effects on antagonistic inducible defense and offence. Ecology 90:1217-1226

競争的資金テーマ

  • 科学研究費補助金(基盤B)
    サイズダイナミクスの生態学 (代表)
    期間: 2017年4月1日~2022年3月31日(予定)
  • 旭硝子財団環境フィールド研究近藤グラント
    北海道に侵入したアズマヒキガエルが水域の生物群集に与える影響(代表)
    期間: 2017年4月1日~2020年3月31日(予定)
  • 三井物産環境基金
    北海道に侵入した強毒性ヒキガエルのインパクト(代表)
    期間: 2017年4月1日~2020年3月31日(予定)
  • 科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究)
    水生動物がアミノ酸を飲む -見落とされていた窒素循環プロセスの解明- (代表)
    期間: 2014年4月1日~2016年3月31日
  • 科学研究費補助金(基盤B)
    同所的種内変異が生み出す相互作用と群集レベルの効果 (代表)
    期間: 2012年4月1日~2016年3月31日
  • 科学研究費補助金(基盤A)
    表現型可塑性:生態学と分子発生学の統合的研究 (分担)
    期間: 2011年11月18日~2016年3月31日
  • 科学研究費補助金(基盤C)
    適応的な表現型可塑性間の環境依存的な配分に関する研究 (分担)
  • 科学研究費補助金(基盤B)
    エゾヤチネズミ個体群の遺伝的空間構造形成に関わる個体数変動と分散行動の効果 (分担)
    期間:2010年4月1日~2014年3月31日
  • 科学研究費補助金(若手B)
    捕食者-被食者系の形質間相互作用とその進化学・生態学的意義(代表)
    期間: 2010年度~2011年度
  • 科学研究費補助金(若手スタートアップ)
    個体の可塑性と生物群集との相互関係の実証:両棲類幼生の形態変化に注目して
    期間: 2009年度~2010年度